今回は営業日数を元に期間内の稼働日数を算出する方法をご紹介します。
今回ご紹介する方法はベースとなる基本的な関数の使い方だけですが、これを活用することで1案件あたりにかけられる工数だったり金額だったりを試算することができます。
それでは見ていきましょう。
アウトプットイメージ
まずはアウトプットイメージですが、今回はこのようなものを作ってみようと思います。開始日と終了日を元に開始日当月とその翌月にそれぞれ何営業日あるのかを明示しています。
関数NETWORKDAYSの使い方
それでは実際に上記を作るにあたって使った関数をご紹介します。
今回は以下のNETWORKDAYS関数を使用しています。
[基本の使い方]
基本の使い方としては以下です。
なお、祝日は範囲選択をするか配列表記をするかですが、基本的には範囲選択をするようにしましょう。関数表記も短くなりますし、祝日のデータを更新する場合も楽になります。
=NETWORKDAYS(開始日,終了日,祝日)
ex) NETWORKDAYS(“2020/10/10″,”2020/10/31”)
使い方
それではアウトプットイメージの表を一緒に作っていきましょう。
表を作る
まずはテキストで入力する部分と関数を入力する部分を分けて、テキストだけ入れ込みます。
(できたものがこちら)
祝日リストを作る
続いて祝日を範囲選択するためのリストを作成します。こういった引用する場合は、引用するためのシートを作ってしまいましょう。
今回は「config」というシートを作って以下のようにしました。
ちなみに、祝日一覧は「2020 祝日」などで検索したら出てきます。
関数を入れる
祝日一覧ができたら最後に関数を入れていきます。
・当月
=iferror(networkdays($D3,eomonth($D3,0),config!$A$2:$A),“”)
・翌月
=iferror(networkdays(eomonth($D3,0)+1,$E3,config!$A$2:$A),“”)
ちなみにEOMONTH関数については以下でも取り上げてるのでご参考までに。
まとめ
いかがでしたか。
こういったちょっとした工夫を今後も紹介していきますので、小さくとも業務効率化・作業の手間を減らすのに役立てれば嬉しいです。